特定小電力トランシーバーとは?

 

特定小電力トランシーバーとは、一斉に複数の人との通話が可能で、様々な場面で利用される無線機のひとつです。
特定小電力トランシーバーは、他の無線機や周辺機器にほとんど影響を与えません。送信出力が非常に小さいためです。
そのため利用の際に必要な面倒な手続きが不要となっています。
総務省が定める免許や資格を取得しなくとも利用ができるということも特定小電力トランシーバーの魅力です。
また、安価で小型軽量なことから個人・法人問わず多く使用されている無線機です。

 

 

 

特定小電力トランシーバーの特徴

 

●送信出力が小さい

送信出力(10mW)が小さいので、他の周辺機器に影響を与えない。
通信距離としては使用環境により変動しやすく、ビルや建物が立ち並ぶ場所や山間部などでは100m程度しか飛ばない場合があります。
屋内でも障壁や遮蔽物がある場所では飛距離が短くなる傾向にあります。逆に見通しの良い場所では1km程度と飛びが増します。
通信距離を伸ばす方法としては、中継器を入れることで2倍になります。

 

●ライセンスフリー 

送信出力が小さいため免許や資格は不要です。また、申請や登録といった手続きも必要ありません。購入した日から使用できます。

 

●小型・軽量コンパクト  

特定小電力トランシーバーは送信出力が小さいため電池の消耗も少なく、小型で軽量化されているので胸ポケットにもスッポリ収まるサイズです。
また、ワイヤレスで通信ができるBluetooth機能付きの機器であれば、手が塞がってしまう業務でもBluetoothのヘッドセットを接続するとワイヤレスで通信が可能です。

 

●ロングバッテリーライフ


特定小電力トランシーバーは送信出力が非常に小さく抑えられていることから、単三形アルカリ乾電池1本で30時間以上も使用可能です。
なかには単三形アルカリ乾電池3本で、約80時間も使用ができるものもあります。
また、繰り返し充電が可能な充電式バッテリーも40時間以上使用可能です。バッテリー切れの心配から解放されます。

 

●活用業種

土建・警備・ビルメンテ・ゴルフ場・物流倉庫・イベント・ブライダル・葬儀場・飲食店・衣料品店・病院
福祉施設・アミューズメント・自治会・消防団

 

 

同時通話型特定小電力トランシーバーの特徴

 

●電話のように同時通話


通常のトランシーバーと違い同時に通話ができます。
相手が話し終わるのを待つ必要がなく電話のように話をすることができます。
送信と受信の切り替えがないので、ハンズフリーで使用可能です。

 

●複数人で通話

同時に通話する人数も2者間・5者間・10者間と複数人で同時通話ができます。

 

●通話時間

電波法により特定小電力トランシーバーの通信時間は出力1mW時では無制限ですが、10mW時では3分で通信が切れるようになっています。
尚、小電力トランシーバーは通信時間無制限で連続通信が可能です。

※特定小電力トランシーバーとは・・・周波数:400MHz帯
※小電力トランシーバーとは・・・周波数:2.4GHz帯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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